ポッドキャストを構想しだして、ボクは、ほかに2人のキャスターが欲しいと思いました。素人のポッドキャストの番組では、構成人数は3人でなければならないということはよく留意される必要があります。「三人寄れば文殊の知恵」といいます。「Three is the magic number.」ともいいます。ボクたち普通の人々は、得手不得手はあれど、しゃべりのプロではありません。マイクに向かってしゃべれといわれてしゃべれるわけがありません。しかし素人でも、特定のテーマ(ここではアップル)について、3人が集まり、話すならば、適度な緊張感と笑いが生まれます。これが番組を面白くする要素となります。(次点で4人でやるのはよいと思います。)
ポッドキャストを2人でやる場合は、これも準備の負担がかかりましょう。漫才師が2人のコンビで面白いのは、裏で練習をきっちり積んでいるからです。2人でやっている「Apple news radio ワンボタンの声」が面白いのは、興味深いニュース素材をあらかじめピックアップしてあるからです。ここでは、ニュース素材が3人目の話者として番組に登場しているのです。
7. 終わりに 以上で、ポッドキャストの制作についての説明は終わりです。ブログを書くのと同様に、案外単純な作業であることがご理解いただけたのではないかと思います。専門用語がちょっとでてきましたが、まずはそこは飛ばしてください。けっして複雑なことはなにもありません。「ラジオってこうやって作るんだろう」というイメージのまんま制作できます。またアップルストア銀座の One To Oneのスタジオクラスでポッドキャスト制作講座もありますので、参加してもいいです。
MacとGarageBandやSkypeがあれば、誰でもすぐにポッドキャストが作れます。アップルに関する音声ポッドキャストは「ワンボタンの声」や「Exit to Mac」などがありますが、まだまだ増えてきていいと思います。ブロガーの数だけポッドキャスターがあってもいい。